2025.06.26
【特別展】
内山玲子書展「良寛・貞心尼詩歌の世界」 ~凛とそして艶やかに~
日時:2025年7月4日(金)~9月28日(日)
2025年は書家 故内山玲子生誕100年。2026年は良寛と貞心尼が長岡市島崎で出逢ってから200年となります。
それに先駆け、関東女流書家の要であった内山玲子氏の屏風「はちすの露・序文」をはじめ、はちすの露をテーマに良寛と貞心尼の詩歌を書き上げた大作9点を公開します。
書を志して60年の節目にあたる2005年に東京銀座画廊・美術館で個展を開催された際の作品を当美術館に寄贈されました。
8月には内山玲子作品贈呈に尽力していただいた毎日新聞社学芸部編集委員や環太平洋大学教授などを歴任された荒井魏(たかし)氏による講演会を計画しております。
≪内山玲子略歴≫
1925年北海道生まれ、1946年札幌で松本春子先生に師事。1955年毎日書道展かな部門賞受賞。
1958年上京して仲田寛一先生に師事。2006年毎日書道顕彰(芸術部門)賞、2007年第48回毎日芸術賞など受賞。
各種展覧会審査員歴任。創玄書道会、㈶毎日書道会、かな書道作家協会などの顧問、かつら会主宰。
2022年97歳で逝去。
≪内山玲子の展示作品紹介≫
十曲屏風半双 「はちすの露 」
二曲屏風一双 「はちすの花」
二曲屏風半双 「花心なくして」
襖「春夏秋冬」
四曲屏風一双「戒語」
額装「春のはじめ」
額装「尊しや」
額装「夕されば」
額装「印可の偈」